工学博士、技術屋として本田技研に31年間勤められた高橋易資さん。
いったいホンダではどんなプロジェクトに師事されていたのでしょうか?
まずは排ガス問題。
これには二通りの方法があり、それを制御する方法として
大学時代に学ばれた半導体と制御工学に分野が役に立ったとのこと。
そしてコスト問題、耐久性の問題。
どうしても値段が上がる分、商品価値を上げるという方法を取ります。
アメリカ駐在時代には
デスバレーの気温50度の世界から
寒冷地になるとマイナス20度にまでなるところで
その温度でもきちんと動く技術をやられました。
そして地球温暖化。
EV自動車の話。
などなど、今回は高橋さんの専門分野のため
盛りだくさんの内容になっています。
『高橋さんの論文』
https://cir.nii.ac.jp/crid/1580291226118562817
【高橋易資さん】
慶応義塾大学大学院工学研究科修士課程修了、博士(工学)
㈱本田技術研究所に約31年間勤務。
ホンダの自動車・二輪車開発において
大気汚染対策・省エネ・安全問題などに携わる。アメリカ駐在も経験あり。
千葉大学大学院特任教授として
発電用ガスエンジンの研究プロジェクトを推進。
現在、埼玉工業大学 非常勤講師と して、自動車工学概論の授業担当。
元祖・日本保守党 事務局長。
専門分野:内燃機関、電子制御、数値流体力学
HP:https://yasushi2022.jp/