インド仏教界のトップリーダー、佐々井秀嶺氏。
日本人でありながらインドを変えた、非常に稀有な存在です。

インドにおける佐々井上人の「3つのテーマ」があります。

①インド仏教の復興
②龍樹菩薩の検証
③ブッダガヤの奪還

インドは仏教始まりの地でありながら
ヒンドゥー教やイスラム教が盛んのようで
望むと望まざるとに関わらず、そことは”戦う”必要があるとのこと。

中でも仏教の聖地であるブッダガヤが
ヒンドゥー教に人たちによって管理されている現状を
何とか世界中に悲願として仏教に取り戻したい。

そんな想いで活動されています。

そして、今回お弟子さんである竜亀氏が来日されたのも
そのための資金を広く募るため。

佐々井上人の代わりに資金を集め
また、佐々井上人の後任としての活動を知ってもらうために
来日して、活動されています。

佐々井上人の想い、そして現状。
さらにご高齢である佐々井上人に何かがあった時
その遺志を継いで活動していく強い気持ちを持って
来日された竜亀氏。

その熱き想いをお聞きください。

【佐々井秀嶺上人】

佐々井 秀嶺(ささい しゅうれい、1935年8月30日 - )は、インドの僧。インドラ寺住職。インド名はアーリヤ・ナーガールジュナ (Bhadant-G Arya Nagarjuna Shurai Sasai)。なお、本名については Bhadant Arya Nagarjuna Surai Sasai、Bhadant Nagarjun Surai Sasai などの表記もある。インド国籍取得前の本名は佐々井 実。

インドで活動している日系インド人(一世)の僧である。ナーグプルのインドラ寺(インドラ・ブッダ・ヴィハール)にて住職を務めている。カースト未満の身分のダリット(不可触賤民)の人々を仏教へと改宗させるアンベードカルのインド仏教復興運動の中心人物の一人となっている。

著書に『必生 闘う仏教』 集英社新書、高山龍智編 2010年10月、
『求道者 愛と憎しみのインド』 サンガ新書、小林三旅編 2015年1月、
『龍樹と龍猛と菩提達磨の源流 サータヴァーハナ王朝・パーンドゥ王朝・ボーディ王朝』 東方出版、中村龍海編 2015年6月

◎南天会 HP

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