今回からの新シリーズ!食養のプロでその分野の生き字引とも称される
児玉陽子先生をお迎えし、お話しをお聞きすることができました。
児玉陽子先生は、日野厚医学博士とともに
日本で初めて一般病院に食養内科を創設。
40年近くにわたり患者さんの食生活を指導してきました。
今回は最終回。
食養内科創設のご経験から
どのような方がどのようなものを食べていくといいのか
お聞きしたのですが…
もっと大きな観点からのお話しになりました。
どんな病気も、
食事が関与しないものはないとおっしゃる児玉さん。
だから食べ物はその人の歴史でもあるとのこと。
また、人間の身体は
飢餓に対してのセンサーはあるが
飽食に対してのセンサーはない。
だから、限界を超えても食べてしまうんだとか。
その他、子育て中のお母さんに対する食や
それがどれだけお子さんに大事か、など
広くお話しいただきました。
【児玉陽子さん】
昭和11年、台湾・台北にて生まれる。
18歳で皮膚病、23歳で結核を患い、日野式を実践。食養を学び、1969年から河野臨床医学研究所付属北品川総合病院で食養指導を開始。日野厚医学博士と共に、日本初の食養内科を松井病院にて創設。1978年から勤務し、1996年には顧問を務める。現在は、志を共にする医師や治療・健康従事者と食生活の大切さの啓蒙活動を行なっている。
NPO法人 インターフェロンハーブ研究所 理事
食生活研究所 代表
生態学栄養学研究会 理事
松井病院食養内科 元顧問