※冒頭の中村さんの肩書の中で「一般社団法人 安全保障フォーラム理事」とありますが
 正しくは「一般財団法人 日本安全保障フォーラム理事」です。
 お詫びして訂正いたします。

元経済産業省の官僚で、35年間に20のポストを経験。
華々しい経歴を持つ中村稔さん。

エネルギー問題を取り扱う法人(NUMO)にお勤めの際
CCJにもご出演いただきました。

その後、様々な仕事に就かれ
安全保障や地方創生にも取り組まれてきましたが
何と言っても「兵庫県知事選」への出馬で注目を集めました。

結果的に出馬を取りやめることになったものの
それすらも”中村さんらしい”理由でした。

まさにいろいろな経験をされてきた中村さん。
実はその見識を生かして「新チャンネル」を始めるようなのですが…
果たしてどんな番組を作られるのでしょうか?

今後も注目していきたいと思います!

【中村 稔 氏】

1962年6月30日、広島市に生まれる。灘高等学校、東京大学法学部を卒業。

1986年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。

技術開発、情報システム開発、知的財産保護、オゾン層保護対策に携わり
1993年から1996年まで在ポーランド日本国大使館一等書記官としてワルシャワに駐在。

帰国後は、航空機武器産業、原子力安全、環境・企業立地などを担当した後、
石油公団総務課長、中東アフリカ室長、大臣官房参事官、石油流通課長を務めた。

地方へは近畿経済産業局の総務課長と総務企画部長として大阪に2回勤務し、
2006年には兵庫県庁出向(産業振興局長と産業労働部長)で神戸にも赴任した。

2013年夏から2016年夏まで独立行政法人情報処理推進機構(IPA)参事・企画戦略部長。
2016年7月より原子力発電環境整備機構(NUMO)専務理事。
2020年経済産業省を退官。

パソナグループ顧問、
兵庫県立大学特任教授・客員教授、新設企業の代表取締役社長などを経て
現在、新共創産業技術支援機構理事長、日本安全保障フォーラム理事、
奈良先端科学技術大学院大学教育推進機構イノベーション教育部門客員教授などを務める。

2024年10月9日、兵庫県庁で記者会見し
同年11月17日投開票予定の兵庫県知事選挙に無所属で立候補すると表明した。
しかし同月29日、「選挙戦が政策とは離れ、名前を売らんがための議論になる。
私の思いや政策を広くご理解いただくことは困難」として立候補しないことを表明した。