学生運動は、何を残したのか。

元全学協書記長、惣川修さんが、総括して学生運動とは、何だったのかが、語られます。
その後の高度成長期を学生運動をしていた人達が、支えて、ボロボロになった、
そして、その高度成長期は、日本に何をもたらしたのか。
惣川さんは、その姿に吐き気を覚えてしまったといいます。

平均台の人生を歩まざるを、得なくなった今の若者たちに、人生って、どんな風に歩むものなのか、語りかけます。

失敗が許されない現代の日本社会。
だけれども、たくさんの失敗をしてみて、わかる事があり、肚におちることがある。

最後に、近代という文明を見つめてきた児童文学作家の、ミヒャエル エンデの言葉で締めくくられます。

それは、そのまま、惣川修さんの現代社会、そして、未来の人々へのメッセージになっています。